【休職するまで②】産業医と面談をするまで(初期症状②)
うつむいみっしーです。
軽度の鬱(うつ)状態と診断をうけ、会社と産業医と相談をし、
1か月の休職期間をいただきました
前回の記事では体調の変化から医師の診断までをかきました。
で、その後。
それでも、いつもの試練だと思っていた
うつむいみっしーは前職でごりごりの電話新規営業をしていました。
ですので、根性には自信があった。
全ては自分の行動で改善できる。
こんなガッツガッツガッツで数年間は乗り越えてきたから、
新しい職場で、ちょっと体調崩して、
弱気になって、朝どうしようもなく悲しくても、
「これもいつもの試練でしょ」と思った。
でも心の底では「違う」とも感じていた。
いつもと違う。乗り越えられない。逃げたい。
そうこうするうちに、
自宅療養せねばと決意する決定打がいくつかあった。
その① 返事の声が出ない
読んで字のごとく、
「うつむいみっしーさあ~ん」にたいして
「ハ…イ」以下。
フォントがあるなら点線で書きたいくらいのかすれ声。おっかしいなー。
その② 動悸・意識のうすれ・もろもろ
自分が進行するクライアントとの打ち合わせがあった。
もともとはクライアントと接するの大好き。
でもその日は初めから声がでなかった。咳払いをしつつ、進めていく。
けどどうやらこの案件は少々難易度が高い。
「もう終わりだ・・・」真っ白になる頭。
大慌てで上司がフォローしているのが視界に入る。
バックン。バックン。
心臓の音で眠っていた悪魔が、起きた。そして囁く。
「お前の案件はうまくいかない。これからお前はクライアントと上司に頭を下げ続ける。迷惑をかけつづけ、なんとか案件を終えてもお前に次はない。」
足が氷みたいに冷めていくのを感じた。
後日このことを母と電話で話しながら、今みたいな現象を私は「悪魔」と名付けた。
その③ 続く悪魔との闘い
朝、自分の心臓の音でだんだん目が覚める。
『そろそろあれが来てしまう…。』
バックン。バックン。バックン。バックン。
案の定、左胸を付き破らんばかりの動悸と、
口元、手先の震え。
ガタガタガタガタガタガタガタガタ
目の前が真っ白で、茫然とする私に悪魔はささやく。
「今日もお前は価値を出すか?部署内で一番価値がないんじゃないか?失敗して、みじめな思いをするんだろ?どうせ仕事も終わらせきれずに帰ってくるんだろ。そんなお前、価値あんのか?」
それでも、床を這いながらも、自動的に体は会社へ向かおうと準備をする。
悪魔を踏んづけなんとか毎日出勤する。
そんな道すがら、ある日私はとうとうパニックになっていた。
震える手で社用ケータイから部長にメールしていた。
『自宅療養させてください。』
そこからぶいーーーーーんと話は進んで、翌週には産業医の先生と面談することに。
それまでは悪魔ともなんとか付き合いつつ、周囲にはなんか険しい顔してるねなんて言われちゃったりしつつ、面談日を心待ちにしたのでした。