◆休職期間の過ごし方◆9月（2か月目）キャリアプランなんて死語になればいいのに編

うつむいみっしーです。

休職期間を振り返ります。の、続き。

8月も終わりのころ、
「お前さ、俺のつとめる会社に来ない？」
との一報をもらったうつむいみっしー。

舞い上がった。ヘッドハンティングか何かですか。

私を誘った理由は「素直だから。あと成長意欲あるから。」だって。

それまでは、「ここ（会社）に私の価値も居場所もない」と蔑み
休職に突入したうつむいみっしーにとって

「俺の会社にこない？」＝「お前が必要」＝私は必要とされている！！！！　

と、都合よく変換された。

ひゃっふー！さっそく話を聞くことに。
一通り説明を受け、なんと社長・社長の奥様・役員の方とも夕食をご一緒し、
「うつむいみっしーさんが入るの楽しみだな～」なんて言われて有頂天もいいところになる。

今の会社にも正直にその旨をメールで伝えた。

『退職を検討しています』と。

そのメールをふまえて9月の産業医面談では、冷静になって、とのメッセージなのか、

『今の状態で結論を焦ることはないですから、10月も休んで検討したらどうでしょう。』

ということになり休職期間がもう1ヶ月延長。

会社も希望のポジションがあるなら調整すると言ってくれ、ひとまず希望を伝え、面談終了。

でも心は次の職場のことでいっぱいになっていた。
必要とされてる・・・！

そう、必要とされてるところに行きたいの。わたしは。

人生、こんなテンポよく話が進むこともあるんだなーなんてぼやぼや考えていた矢先、

誘ってくれた先輩からはこんな言葉が送られてきた

『お前さ、3年後とか5年後とか、自分がどうなっていたいかビジョンある？』
『それとうちの会社がマッチしてないと、すぐ辞めることになるよ。正直うちきついから。』

む、むむ、、？

（誘っておいて何を言っとると思ったのはさておき）

振り出しに戻される。検討をし直す。

将来のビジョン・・・？
わたしが一番苦手なコトバがまた来た。

そういえば大学時代の就活でも、第一志望だった会社の人事に言われたことがある。

『どうなりたいのあなたは。キャリアプランがないと、不幸になるわよ。』

・

結局、先輩のお誘いはお断りし、転職しなかった。

確かに私には3年、5年後の「こうありたい姿」は言語化できていない。

そうです。ビジョンなんて、持てたことない。

世の中には予測不能なことがありすぎる。

それらに時には流され、時にはいなしながら歩み続ける人生で、

何がいけないのだろう。

キャリアビジョンなんて死語になってくれればいいのに。

そう考えながら私の転職話は消え、9月も終わった。