【休職中よもやま】休職するまでの、おまじないの言葉
うつむいみっしーです。
ここ数日は、さみしくて悲しくてなりません。
雨が続くから悲しいんでしょうか。
うつって気候に左右されるっていうしね。
回想。
***
休職開始を待ち望む7月のあいだ、
私は仕事をしながらよく、自分が卑怯者のように感じた。
私は卑怯だ。休職して仕事からにげるんだもの。
仕事に向かうのも辛ければ、
休職といって逃げる自分も認められない。ダブルパンチ。
一方で家族には、「乗り越えるからね!」と宣言した。
だって正気を保てなかったんだもの。そうしてポジティブを見せていないと。
そしたらある時、父から短いLINEがきた。
短い文章の中に、こんな言葉があった。
『パパは新卒社員で入った会社を逃げるようにして辞めたことがあるから』
続きはうまく言えない、とはぐらかしてあった。
ただ父なりに、逃げてよいと伝えてくれようとしたのだと思う。
父は、働き、実力があり、認められていた。
明確に意識したことないが、
いつのまにか私の理想のビジネスマン像は父がベースになっていた。
でも父も逃げたことがある。
…
パパも逃げたことがあるの?
ねえ
じゃあ
私も逃げたい。
ハラハラハラ。
なんとも言えません。
何とも言えませんがハラハラハラーっと私から重たいものが涙と一緒に剥げ落ちた。
***
「逃げてもいい」
それからは職場でも心の中で何回も何回もつぶやき、
つぶやけば家族から背中をさすってもらっている気持ちになれた。
「逃げてもいい」
こんな言葉がお守りになるなんて。
逃げてもいい。
逃げてもいいんだそうです。
そして後から母に「乗り越えるなんて言わなくていい」と教わった。
逃げてもいいし、乗り越えなくていい。
もし、もし、同じように恐怖の日々を送っている人がいたら、
「逃げてもいい」「乗り越えなくていい」と自分につぶやいてあげてください。
それからこんな記事も見かけました。
「あなたに、まず、してほしいのは、(中略)逃げて、逃げて、とことん逃げ続けることです。」
逃げて、逃げて、逃げ延びる。
そして生き延びる。
そしてよくやった、よく逃げ切ったね、と言ってあげられたらいいと思う。
ただ、私はまだそこまで自分を褒めることができずに今もいるのでした。
そこがまだちょっぴりつらいとこ。
今日はおしまい。